水泳の目標の立て方|水泳を長く楽しむための「非数値目標」と「数値目標」

最近、水泳のトレーニングを9年ぶりに再開したので目標を立てました。

目標を考えていると、「タイムだけを目標にすると苦しくなる」「健康目的だけでは少し物足りない」と感じました。

そこで、僕はふたつの目標を立てました。

  • 非数値目標
  • 数値目標

その結果、水泳へのモチベーションが大きく変わりました。

この記事では、僕自身の経験をもとに、「長く楽しく泳ぐための目標の立て方」を紹介します。

最初に、僕の立てた目標を載せたいと思います。

目次

非数値目標:健康・体験

非数値目標とは、水泳を通じての人生の在り方です。

  1. 「心」が穏やかで優しく、爽やかな笑顔でいられること(心の健康)
  2. 「体」が心地よく、疲れにくい健康な状態でいられること(体の健康)
  3. 青春時代をプールで泳いだように、これからの人生で「世界中の」プールで泳ぐこと(体験)

数値目標:タイム・大会

数値目標とは、客観的な測定と検証が可能な指標です。

短期目標

タイム(短水路)
  • 50Fr 24秒台
  • 100Fr 53秒台
大会

2026年11月 マスターズスプリント 50Fr 出場

長期目標

タイム(短水路)
  • 50Fr 23秒台
  • 100Fr 52秒台
大会

未定

非数値目標と数値目標を立てる意味

「非数値目標と数値目標を立てる意味」は

「バランスの取れた考え方をすることで、長く水泳を楽しめること

だと思っています。

僕の場合、非数値目標は「健康と体験」について。目標数値は文字通り「数値=タイム」と「大会」についてです。

泳ぎに行くモチベーションが「健康と体験」だけでは物足りない。

一方、「タイム」を追い求めるだけでは、心や体に余裕がなくなってしまう。

でも両方の目標があれば、何か物足りないときには「どうしたらもっと速く泳げるのか?」を考えられるし、タイムが出ない時には「健康のため」「気持ちいいからOK」と考えられる。

それぞれの目標がお互いを補い合っている(相補性)関係になっているんです。

これは言い換えると、どちらか一方に偏らない「バランスの取れた考え方」だと思うんです。

バランス良く考えることで、長く水泳を楽しめると思いました。

  • 非数値目標(健康・体験)のみ → 物足りない、退屈
  • 数値目標(タイム・大会)のみ → しんどい、達成が難しい場合がある

非数値目標(健康・体験)& 数値目標(タイム・大会)

  • 物足りない時→どうしたらもっと「速く泳げるのか?」「この大会に出よう!」
  • タイムが出なくてしんどい時→「健康のためだからOK!」「大会に出られただけで楽しい!」

自己ベストが僕をプールから遠ざけていた

9年振りに水泳を再開するにあたって、数値(タイム)以外のモチベーションが必要でした。

その理由は、これまでの自己ベストはもう越えられない」と思っていたから。

タイムのことを考えると、どうしてもプールへ足が向きませんでした。

僕をプールから9年もの間遠ざけていたのは、皮肉にも、過去の自己ベストでした。

水泳を再開して気づいた「健康」という価値

一方で、38歳という年齢になって感じていた気づきがあります。

それは「健康」の価値です。

実は、9年振りに水泳を再開するまで、運動をあまりしておらず、心身の体調が優れない日が長く続いていました。

イライラしたり、優しくなれなかったり。

何に対してもやる気が出なかったり、集中できなかったり。

どこか、人生に対しての姿勢が弱々しくなってしまっていました。

今思うと、たくさん泳いでいた10代、20代の頃は心は安定していて、体も元気でした。

水泳の魅力は自分自身を健康にしてくれること。

水泳をやる意味はタイムだけではない。

年を重ねるごとにそう実感してきたんです。

僕の目標の説明

非数値目標

タイムや大会にとらわれず、水泳を通した人生の方向性や在り方を目標にしました。

タイムが出なくても、大会に出なくても、泳ぐ意味を見出したかったからです。

  1. 「心」が穏やかで優しく、爽やかな笑顔でいられること(心の健康)
  2. 「体」が心地よく、疲れにくい健康な状態でいられること(体の健康)
  3. 青春時代をプールで泳いだように、これからの人生で「世界中の」プールで泳ぐこと(体験)

1と2について、

健康は何にも変え難い、とても尊いものだと思います。

僕は薬剤師なので、医療の現場で健康の価値を日々実感しています。

そして、みなさんもご存知の通り、水泳は心身の健康にとても良いです。

だからこそ、僕は水泳を通して健康で笑顔でありたい

3について、

僕は青春時代のほとんどをプールで過ごしてきました。

晴れ渡った空の下のプール、水面やプールの底がキラキラ光る様子が大好きでした。

僕は20代の頃、大学院を卒業したら研究者になって海外に行きたいと思っていたんです。

でも、その夢は叶いませんでした。

ずっと宙ぶらりんになってしまっている海外へ行く夢。

キラキラ光る海外の屋外プールで泳ぎたい。

研究者にはなれなかったけど、自分の大好きな水泳という違う形で人生の目標を叶えたいです。

数値目標

健康や体験もさることながら、やはり水泳の醍醐味はベストを出したり、大会に出ることだと思っています。

また、具体的な数値を目標とすることで、測定と検証が可能になります。

測定と検証が可能であれば、泳ぎを科学的に考える楽しさが増えます。

STEP
数値・課題設定

24秒台を出したい

STEP
仮説

リカバリー時の抵抗を減らせば良いのではないか?

STEP
検証

練習やレースで泳ぐ

STEP
考察

確かにリカバリー時に上腕の抵抗が大きそうだが、腰のポジションが落ちているのが原因では?

STEP
Step1に戻る

このような一連のプロセスを考えることは、目標タイムがあるからこそだと思います。

ここにこそ、水泳の大きな魅力があると思っています。

短期目標

タイム(短水路)
  • 50Fr 24秒台
  • 100Fr 53秒台
大会

2026年11月 マスターズスプリント 50Fr 出場

タイムについては、まずは短水路自己ベストの50Fr 24.46、100Fr 53.67に近づけることを目標にしました。

自己ベストについては僕のプロフィールをまとめた「About Me」のページに書いてありますので、興味のある方は覗いてみて下さい。

プロフィールはこちら↓

大会については、今年(2026年)11月にインフロニア草津で開催されるマスターズスプリント(競技会案内:日本マスターズ協会)に出場して、そこで今の実力を測定したいと考えています。

長期目標

タイム(短水路)
  • 50Fr 23秒台
  • 100Fr 52秒台
大会

未定

「半フリ23秒台、1フリ52秒台」

実は、これが僕の水泳の悲願でした。

これに挑戦したいと思っています。

大会についてはこれからゆっくり考えたいと思っています。

まとめ

  • 非数値目標=水泳を通じての人生の在り方
  • 数値目標=客観的な測定と検証が可能な指標
  • 非数値目標と数値目標の両方を立てることでバランスの良い考え方となり、長く水泳を楽しめる
  • 水泳は「健康」という価値を高めてくれる
  • 数値目標は測定と検証が可能なことによって水泳を楽しくさせる

10代、20代の頃はタイムばかりにこだわっていて、タイムが出ない時にはしんどくなることも多かったです。

水泳をすることのモチベーションがタイム以外に、自分自身の心や体の状態に向けられたことは本当に大きな気づきでした。

9年間、水泳から離れていたからこその気づきだったと思います。

一度、手放してみると気づけることってあるんですね。

タイムを追いかけることは水泳の大きな楽しさです。

でも、それだけではありません。

心が整うこと。健康でいられること。

新しい景色に出会えること。

それらも、水泳が僕たちに与えてくれる大切な価値なのだと思います。

みなさんは、水泳を通してどんな目標を描きますか?

Swim smart. Swim forever.

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この記事を書いた人

2026年8月、10年ぶりに競泳へ復帰した38歳のアスリート。
50m・100m自由形で、自己ベストの更新に挑戦しています。

また、“Swim smart. Swim Forever.”をテーマに、タイムだけを追い求めるのではなく、水泳を通して心穏やかで豊かな人生を送ることを目指しています。

自己ベストは、50m自由形24.46(2017年)、100m自由形53.67(2016年)。

趣味は、パンとお菓子作り、すずめ観察、ピクニック、読書。

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